若年性乳がん 今までのこと、これからのこと

歯科衛生士として歯科医療に従事しています。仕事もプライベートも順調だった2013年05月。24歳で、まさかの乳がんを告知されました。

同年08月01日 左胸全摘 リンパ節郭清 。
トリポジです。stage Ⅱa。
抗がん剤治療(FEC、PTX)ハーセプチンを経て、現在はホルモン治療中です。

ピンクリボンアドバイザー 初級。

そして現在、再建が一段落しました。
今までのこと、これからのこと、そして愛犬トイプードルのことをつらつらと綴っていきたいと思います。

再建中の画像も載せているので、これから治療される方々の参考になれば。

組織診の結果

組織診の結果が出ました。

自分の中では、ホルモン陽性だけのルミナールAだと良いな。と思っていましたが、全く違いました(;´Д`)




乳頭腺管がん


エストロゲンレセプター 弱陽性

プロゲステロンレセプター 弱陽性


Her2 3+

ki-67値 30%



ルミナールBのHer2陽性。


つまり、トリプルポジティブだったのです。


後から知ったけれど、トリポジってあまりいないんだとか(꒪ȏ꒪)えぇ



どうなっちゃうのかなぁ。


と、相変わらず不安だらけでしたが、不安なのは病気のことを知らないからだということに気がつきました。


とりあえず勉強しよう!そして、ちゃんと自分の病気のことを知って、自分が納得出来る治療をしよう。

後悔がないようにやろうと決めたのでした。



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転院

告知された翌日市内の市民病院に行きました。


そこで、現在の主治医の先生と出会います。


先生は紹介状や、持って行ったマンモグラフィ像を見てエコー検査を行い、わたしに問いかけました。


前の病院ではなんと言われた?


わたしは


乳がんです。


と言いました。


昨日の今日で、まだまだ信じられない気持ちでいっぱいだったけれど、先生は続けて言いました。



細胞診の結果、マンモグラフィ、エコー検査をしてみて、間違いなく乳がんだと思います。



、、、、、、、、、、、。



私と一緒にいた母は2人で泣いてしまいました。



やっぱり本当に乳がんなんだ。

これは夢じゃないよね。

現実なんだよね。


ちょっと諦めモードなわたしでした。



先生はこれから、組織を採ってもぅ少し詳しく調べるとのことでした。


組織診です。


これは別の日に行ったのですが、局所麻酔が効いていたので、バチンバチンと音がなるだけで、痛くもなく終了しました。



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そして告知

2013年05月27日


昼休みに知らない番号からの着信。


病院から検査結果が出たとのことでした。


今まで検査しても、電話なんてかかってきたことなかった。


院長に話し、抜け出させてもらって病院へ。


お母さんと叔母さんもかけつけてくれて、一緒に先生の話を聞きました。



検査の結果、陽性でした。

乳がんだと思います。

明日予約をとるので市民病院へ紹介状をもって行って下さい。


乳がんは今 治る病気だから。

前を向いて頑張っていこう。



と先生は言いました。


心のどこかで、乳がんなんだろうと覚悟していたけれど,,,


いざ直面すると、どうしていいのか分からなくなった。


がん?

私、死ぬの?

手術?

抗がん剤?

え。髪なくなるの?

仕事は?

彼は?


わたし、どうなっちゃうの?

なんでわたしなの??


わたし何かした?

悪いことしてる人、たくさんいるのに

なんでわたしなの??



どうしよう。

どうしよう。

分からない。


どうしたらいいんだろう。



カフェで少し泣いて、仕事に戻ったわたし。


今、考えるとよく戻れたな(;´Д`)と思うけれど( ˇωˇ )



院長に話しました。


帰りに院長に呼ばれ、


仕事のことは気にしなくていい。

このまま辞めずに、好きな時に働いて好きな時に休んで、また元気なみきちゃんになって戻って来て欲しい。

今は自分の身体と向き合うことが大切だよ。


と言ってもらいました。



告知でボロボロになった日ではあったけれど、自分の周りの環境がどれほど恵まれているものか知る1日となりました。




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